4×5用アダプターホースマンタイプ試作版テストレポート

今までは銀塩でタイリングしてもそんなに意味はなかったのですが、デジタルの場合は大違いです。3カット合成すれば、約800万画素の大きなデータが手に入ります。しかも「あおる」ことも可能。これは絶対に“買い”です。突発でいざ巨大な画像が必要になったときに、わざわざスキャナータイプや600万画素機を買わずとも少しの出費で大画面が手に入ります。もっとも、これは非常手段ではあります。大画面がいつも必要な方(小川先生や早川先生みたいな方々)にはやはり大画面をとれるハイエンド機が必要だと思います。製品化にはもう少し時間がかかりそうですが。

つい昨日、試作機が仕上がってきたのでさっそくレポートしてみます。             2000.8.12 鹿野宏

これがホースマン用アダプターボード。接続用のマウントアダプタを変更することで、NIKON D1に限らずどんな35mm カメラで取り付けることが出来る。もちろんCanon D30にも。Canon D30の方がフランジバックが短いので、焦点距離に余裕がありそう。
ホースマンLXに取り付けたところ。縦横の切り替えが簡単でうれしい。袋蛇腹とへこみボードは必需品になる。こうなると短めのレールが欲しくなる。
カメラにアダプターボードを取り付けたところ。
上下二枚でタイリングさせた画像です。さすがに少々色ずれを起こしていましたが、グラデーションのあるところや「お札」の部分でもトーンカーブ一発で殆ど境目が分からなくなるところまでうまく合成できた。

これは確実に“使え”ます。へこみボードなしで90mmはらくらく付きました。75mmはさすがにだめでした。今度へこみボードを手に入れて試してみたい。

タイリングの可能限界のシュミレーション。NIKON D1の元々の画角が小さいため、かなり動かしても余裕で入ります。これで90mmですから、135mmなどを付けたらもっと完璧でしょう。ホースマンの場合、上下左右30Cm程の可動域がありますがそれぞれの端とセンターをとってみたものです。フルにタイリングさせると2000万画素くらいになりそうです。なお、このケラレはアダプターの影です。
クリックでフル画像が開きます。jpgで823Kありますので多少時間がかかりますので御注意下さい。
追加情報です。ごらんのようにFUJI S1Pro,CANON D30も問題なく付けることが出来ました。CANON D30はフランジバックが短いので、もっと短いレンズを付けることが出来ると思ったのですが、残念ながらアダプタ−が他のカメラと整合性を撮るために長めに作られていて結局同じフランジバックになってしまいました。なお、KODAK DCS660も横位置で0.8mm程ホ−スマンのレバ−と引っ掛かり難があるものの立位置では問題がないそうです。殆どの一眼レフタイプで使用できそうです。